ディレグラ配合錠を服用する患者様へ
2020年12月作成
アレルギー性鼻炎の“鼻づまり”を治療するときの大切なポイント
ディレグラ®は、なぜ“鼻づまり”に効くの?
ディレグラは、抗ヒスタミン作用のある成分「フェキソフェナジン塩酸塩」と、血管を収縮させる作用のある成分「塩酸プソイドエフェドリン」の配合剤です。鼻の粘膜で、フェキソフェナジン塩酸塩がくしゃみ、鼻みず、鼻づまりを引き起こすヒスタミンのはたらきをブロックし、さらに塩酸プソイドエフェドリンが鼻づまりの原因となる鼻の粘膜の血管のふくらみを収縮させます。

ディレグラ®の服用にあたって注意することは?
ディレグラは、12歳以上で、かつ中等症以上の鼻づまり※があるアレルギー性鼻炎患者さんに使われる薬です。
※鼻づまりで自然な呼吸がしづらく、口で呼吸することがある状態
まずは、ご自身の気になる症状について、鼻づまりも含め、医師に伝えることが大切です。
また、下記の疾患をお持ちの患者さんは、塩酸プソイドエフェドリンの作用により持病が悪化する可能性がありますので、必ず医師または薬剤師にお申し出ください。
服用により体調が変化したらお申し出ください
- 糖尿病の方
- 高血圧の方
- 虚血性心疾患の方
- 眼圧の上昇のある方
- 甲状腺機能亢進症の方
- 前立腺肥大のある方
- 腎機能障害のある方
ディレグラ®は、いつ飲めばいいの?
ディレグラは1日2回、朝と夕の空腹時に飲む薬です。
一般的に鼻づまりは、朝起きたときや、夜に強く感じることが多いとされています。また、ディレグラは食事と一緒に飲むと薬の吸収が悪くなるため、すみやかに鼻づまりを改善させるためには、起床時と夕方の空腹時※に飲むのが最適です。
鼻づまりを感じるとき、薬の効果が最大限に発揮されるように、食後ではなく、空腹時※に飲むようご注意ください。
※空腹時とは、食事の直後以外の、胃の中に食べ物があまり入っていない時のこと

鼻づまりが軽くなってきたら?
アレルギー性鼻炎の治療では、まずご自身の症状を医師にしっかり伝え、症状のタイプや重さに合わせた薬を選んでもらうことが大切です。また、アレルギー性鼻炎の症状は、花粉などのアレルゲンの量、季節などによっても変動します。
鼻づまりが軽くなってきたら、ディレグラから他の薬(抗ヒスタミン薬単剤など)に切り替えることもありますので、医師または薬剤師にご相談ください。

治療を受けるときは、医師・薬剤師とのコミュニケーションが大切です!
- 医師は、あなたの症状に応じて治療内容を決定します。ディレグラを適正に使用するためにも、まずはご自身の症状を医師にしっかり伝えてください。
- 花粉飛散がおさまってきたりすることで、鼻づまりが軽くなってきた場合は、医師または薬剤師にご相談ください。
- 他に薬(一般用医薬品やサプリメントを含む)を飲んでいる場合には、医師または薬剤師にご相談ください。
※ディレグラの主な副作用として、頭痛、発疹、疲労、口の渇きなどが報告されています。
※また、まれに下記のような症状が起こることがありますので、その場合は服用をやめて、すぐに医師の診察を受けてください。
- 循環器系の症状…動悸、頻脈、息切れ、胸の痛み、めまいなど
- 精神神経系の症状…ふるえ、めまい、ふらつきなど
- その他…全身のだるさ、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなるなど
※ディレグラを飲んだ後、便の中に錠剤の抜け殻が出ることがありますが、薬の成分は吸収されていますので、ご安心ください。